手に職を付けられるようにしたいという目的で資格の取得を目指す人も多くなりました。その傾向を捉えて民間資格の種類が急速に増えてきています。その中にはこの資格を取得すれば手に職を付けられるというものもたくさんありますが、どれを選ぶかによってどのくらい資格の価値が高いかには違いがあるので注意しましょう。
手に職を付けられるようにするにはスキルを学べるものにするのが大切で、スキルを活かして働けることで他の人にはできない業務に従事できます。そして、仕事を通してスキルアップもしていくことができれば、安定して専門的な力を発揮して働けるようになります。このような観点からおすすめの資格としてエンジニア系の資格がよく挙げられていますが、必ずしもベストではありません。
エンジニア系の資格が注目されがちなのはトレンドだからに他ならないでしょう。ただ、現実的には現場で資格を取得したエンジニアが優遇されていることは少なく、現場に合ったスキルを次々に学んでいる人のほうが重宝されています。つまり、資格そのものの価値はあまり高くないのがエンジニア系の資格の特徴なのです。
それに比べて資格自体が高く評価されているのがデザイン系やクリエイティブ系のものです。デザインの理論を理解していて実践的に使いこなせる、CGなどの技術があって自在に使えるというのは汎用性も応用性も高いのが特徴です。そのため、資格の価値が高くて手に職を付けられる可能性が高くなっています。